映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

佐藤純彌監督「人間の証明」585本目

この時代(1977年)を思い出す上で、とっても面白く興味深い作品だなぁ。

音楽が大野雄二だと、どうしても「ルパン三世ふう」って思ってしまう。
三船敏郎だの鶴田浩二だの岡田茉莉子だの松田優作だの、不必要に大物が出そろってて面白い。
アフリカふうのファッションショーのシーンが長過ぎる。
ハンブンジャクがキレイ。
小川宏ショーがそのまま使われてるんだ。
ジョー山中の英語がわりに下手だった。
岩城滉一反町隆史に見える。
等々。

それにしても、結論=犯人がわかるのが早すぎるし、もうちょっと人間関係を掘り下げてみてほしかったです。