映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

フレッド・ジンネマン監督「尼僧物語」596本目

オードリーシリーズ。
ノーメイク(風メイク?)でもこんなに美しいオードリー。
静かに修行する場面が6割?という感じで、大きな動きがときどきあるけど、全体的に静かな映画です。
尼僧ってシンプルでストイックできれいね。
心が美しくてまっすぐなだけでは、尼僧としてはやっていけないのか。
ということがわかりました。

おとなしく、打たれるがままになっていた尼僧の姿が印象的で、あのような透明な神の羊のような人が、この映画でいう「尼僧らしい尼僧」なのでしょうか。

以上。