映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ボブ・ロバートソン監督「荒野の用心棒」605本目

冒頭から笑ってしまいました。
最近「ジャンゴ」とか「ワイルド・ワイルド・ウェスト」とか、インチキ西部劇ばっかり見てるから、パロディに見えてしまう。(これもマカロニ・ウェスタンだからニセモノともいえる)

外の人間だからこそ、ここまで大げさに描ける様式美。テルマエ・ロマエの仲間だ。
仁義なき戦い」と同じくらい、どんどこどんどこ人が死ぬ。
さっき見た「カティンの森」と同じようなスピードで銃を発射する。
こっちは娯楽だ。
でも、特に罪もなさそうな人たちがこれほど殺し合うことに、面白さがあるとは思えないなぁ。
批判するつもりもないけど、正直あまり面白くなかったです。