映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロバート・レッドフォード監督「普通の人々」619本目

普通の人々っていうタイトルが切ないですね。
幸せだった家族が、長男の事故死によってほころんでしまい、もう元には戻らなかったというストーリー。
次男の苦悩と、その精神科医の努力に共感します。
アメリカにこういう事実を突きつける映画が必要だったときに、ぴったりのタイミングで公開されたのではないかと思います。今見ても意義があると思うけど、公開当時のほうがインパクトすごかっただろうな。。。