映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

佐藤純彌監督「野生の証明」624本目

1978年作品。36年も前だ。
人間の証明」が、演出が派手であんまりおもしろくなかったので、こっちを見てみたのだけど、印象は同じです。薬師丸ひろ子は、純粋で未知なるものの象徴のようで、人間として描かれてないし、ばかみたいに戦車がどかどか爆発したりして、親に怒られるTVゲームソフトみたいでした。