この映画ずっと見たかったので、テレビでやったのをさっそく見ました。
映画というよりテレビの特集番組みたい。
河瀬直美の映画みたい。
スロー映画なので、間がぽつんぽつんと長く空くので、長い時間見ていた感じがします(実際2時間半ありますが)
徹底的に、辰巳芳子のつくる1つだけのスープのルーツとかを探求する映画なのかと思ったら、彼女のつくるいろいろなスープを中心に、人が生きる、愛する、ということを描いた映画でした。
制作者がどれほどこの人に入れ込んでいるか、ということが伝わってきます。
その場その場で、人が与えられた生をせいいっぱい生きることの大切さを、あらためて感じます。
もう少し前にこの映画を見てたら、病床の父に自分でポタージュを作ってみたかもしれないな。