映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

リチャード・リンクレイター監督「ビフォア・ミッドナイト」634本目

新宿バルト9で鑑賞。
今回もしゃべってしゃべって、しゃべりまくりでした。
このシリーズのせりふをシャドーイングしたら、英会話力があがりそう。

第一作から第二作にどうつなげるか、とっても難しいのをよくまとめたなぁと思うけど、第三作はそういう意味では予想通り。どんなに相性のいい男女でも、暮らし始めて9年たてば、いろんなトラブルもある。でも、そういう中でときに相手を思いやれなくなって、激しい言葉を投げてしまったりしたときでも、強い思いを持ち続けて、ずっと対話を続けよう。という映画でした。

こうなったら、最初の出会いから27年後(50歳)、36年後(59歳)、45年後(68歳)、54年後(77歳)と撮り続けてほしいです。

イーサン・ホークジュリー・デルピー、本当に長年連れ添ってきた夫婦に見えます。
いい映画でした。