映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロバート・スティーヴンソン 監督「メリー・ポピンズ」677本目

失敗したー。Dlifeはデフォルトが吹き替えだった。ミュージカルだけは元の音声で見たかったー。
と思ったけど、歌も意外に良かったです。「BVHE版」というバージョンでしたが。

空から風に乗ってやってきた不思議な乳母のメリー・ポピンズジュリー・アンドリュースがこの映画では、不思議ちゃんだけど澄ましていてキレイです。この人って明るくて屈託がなくていいですね。子どもたちも安心して見ていられると思います。

実写とアニメの融合は、人間の視線の先が合ってなかったりはするけど、とても楽しく美しいです。私が一番好きだった時代の、繊細なディズニーアニメの中に、自分も入ってしまったようで。

呪文みたいなコトバも、メリーのパラソルとふくらんだスカートも、なんだか色んな部分部分が心に残った映画でした。