映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アモール・グプテ 監督「スタンリーのお弁当箱」686本目

「きっと、うまくいく」の流れのつもりで見たので、起承転結の激しい大人間ドラマかと思ったら、小粒でほんのりとした映画でした。期待値が、最大で始まって終わる頃にはちょっと「あれ?」という気持ちになってしまいましたが。

エンドロールのときに、インドの子どもの強制労働の問題についての文章が出るということは、この映画はアンチ子ども労働のために作られた映画なのでしょうか?

子どもたちはみんな目が大きくて輝いてて、とても可愛いらしいです。悪い大人も、どこか憎めないところもある。そして、お弁当が!おいしそうすぎます。近いうちに、本当においしいインド料理を食べに行こう。

タイトルの「スタンリーのお弁当箱」、箱自体が問題になるシーンはなかったような?