映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

三谷幸喜 監督「ラヂオの時間」725本目

なるほど、三谷幸喜の面白さってこういう感じなんだな。
舞台っぽい”時間が限られている感”とか”大げささ”とかが、この映画ではプラスに働いているなと思います。
よかった。私この人の面白さがずっとわからないのかな、と以前は思ってたから。
同じようなことを「12人の日本人」でも書いた気がするけど。

ただ、この映画が「面白い」ってことは、ドラマより人間関係のドタバタのほうがよっぽど面白いって言ってるみたいで、なんかちょっとヤケクソ?

ラジオドラマ、子どもの頃はたまに聞きました。すごく大人の世界に思えてドキドキしました。ムーディ・ブルースの「サテンの夜」をモチーフにしたドラマがあったなぁ。今も、絵がある映像を見るより、音だけとか文字だけのほうが脳みそのあちこちが動くなーと思うことがあります。…という、映像を否定するような世界に向ってしまう映画なのでした。