映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

神代辰巳 監督「ミスター・ミセス・ミス・ロンリー」739本目

BSでやる企画ものの2時間ドラマ、という感じのボリュームと存在感。他愛ないストーリーで、もしかしたら”よくない作品”なのかもしれないけど、原田美枝子、宇崎竜童、原田芳雄、この3人があまりにも魅力的で、リアリティのないふわふわとした少女と彼らとのつながりが見ていて心地よいです。設定はまったく絵空事なんだけど、感情が自然なのは、やっぱり監督がいいのかなー。
原田美枝子ってロックだなぁ。夫は陵だし顔はブランキーの達也に似てるし(どうでもいいか)

BGMがちぐはぐな感じ。一貫してロックでよかったんじゃないかな?