生けにえになるために生まれてくる子ども、生けにえを捧げるためにしつらえた広場と門。
最初は時間がランダムに流れているようだけど、徐々に1点に向って流れているのがわかってきます。
この映画に出てくる人たちも、ほんとうに美しいです。そしてこの映画はストーリーが残酷。
カメラは引き気味で、表情より身にまとう布や装飾品に目が行きます。
やっぱり素晴らしい映画だったけど、オリジナル言語がグルジア語らしく、それをロシア語で吹き替えてるのですが、一人の男の人が全編通してナレーションのように吹き替えをやっていて、けっこう雰囲気を壊されてしまった気がします。