バスコダガマは、偉人なんかじゃないやい!奴らは僕らの国を踏み荒らしたのだ!…という映画。
インド映画ってどれを見ても、すごく“楽しさ”レベルが高い。美しい女性、強い男性、コミカルでリズミカルなダンス、わかりやすい悪者、けなげな子ども…。見る人に対する、健全なサービス精神を感じさせます。暗すぎることも、残酷すぎることもない。個人的にはとても好印象です。
比較的新しい歴史上、外国から攻め入られて負けた国には必ず、映画の中で彼らを打ち負かすというカタルシスが必要になるのだと思います。いいじゃないか、どんどん面白い映画を作ってすっきりしてほしい!と思います。