映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジャック・スマイト監督「動く標的」783本目

ポールニューマンが爽やかで気ままで、素敵。ストーリーは、わりとスリリングではあるけど、ローレンバコールの役どころにヒネリがなくて出番も少ないし(弁護士とできてんのかなと思ったのにそういうわけでもない)、失踪した富豪は一度もちゃんと登場しないまま終わるし、弁護士と探偵の親しさもそれほど深く感じられないままだった。

そしてポールニューマンの素敵さばかりが残るのでした。