ポランスキーがハリソンフォードを主役にした映画かぁ。
クライムサスペンスとしては、チャイナタウンの方がずっと上と思えるので、チャイナタウンの10年以上あとでこの作品というのは、ちょっと物足りないです。ハリソンフォードとの相性もあるのかな?
出張に妻を連れて行った男がスーツケースを取り違えられるという、見ている人にも当てはまりそうなシチュエーションなので、ヒッチコックでいうジェームス・スチュワートのような普通っぽい人が演じた方がよかった気もする。監督としては、インディジョーンズばりのアクションシーンが多いので、野性味を秘めた普通の人というつもりで狙ったのかな?
監督特有の、暗い穴に引き込まれそうなぞっとする感じが薄い作品でもありました。