映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョエル・コーエン 監督「ビッグ・リボウスキ」787本目

先日初めてファーゴを見てから、コーエン兄弟ヤバいと思ってこの映画も見てみたのですが、おかしなキャラクターが出てくる出てくる、期待をさらに超える大笑いでした。笑えるだけじゃなく、実に生きてる。登場人物が生きてる連続ドラマみたい、という意味では朝ドラに匹敵するくらい。だからみんなはまるんだな。人物のおかしさと破壊力は「ビーバス&バットヘッド」とか、教育に悪そうなその手のアニメに近い。

ブルーレイをレンタルして良かった。特典たっぷりで、「リボウスキ・フェス」のこともよくわかりました。ああいうのに行くのって、見たところ高学歴で感覚もスルドイ感じだなあ。バーニングマンに行く人たちやデッドヘッドとも重なる気がする。

それにしても面白かった。コーエン兄弟作品、これからもおっかけてみます。