そろそろこの人の作品を見慣れてきたかな、と思いながら見てもなお難解で、なお美しく、なおつかみどころがなく、不思議でかつなぜか快適だ。
菩薩みたいに世の無常を受け止めて微笑んでる、この女性のせいなんだろうか?
この作品はかつてVHSで発売されたんですね。
こういう繊細な作品を愛する人がネットのあちこちで、事情をおもんばかることなく、DVDを発売しない”NHK"を思い切りなじってるのがなんともいえない(自分の望みが叶わないと他人をなじるっていう)けど、そういうコメントのおかげで、この作品がカルト的に追い求められていることがわかります。
また見たくなるかも…と思うと、録画を消去するのに勇気が要るけど、出会えてよかった、人生は一期一会だから、ひとまずさよなら、という気持ちで消去します。