映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ウディ・アレン監督「人生万歳!」813本目

2010年、ずいぶん最近の作品だ。
ウディ・アレンは出てこないけど、まさにウディ・アレン的な作品。
気難しくて本当は愛されたくてたまらない老人と、明るくて美人な若い娘と、その母とその父とその周囲の人々。
結論としては、老人と若い娘は可能性低いけど、男同志も女1+男2も、年代が近ければOK、ってことでいいですか?(うそです)

饒舌すぎるウディ・アレン似の(もうちょっとガタイが良い)老人とか、古き良き内陸部からニューヨークに出て「なんでもアリ:になっちゃう人々、なんて、もはや外国人とか田舎者がイメージするニューヨークすぎて「まるでウディアレンみたい」だし、老人がべらべれしゃべりながら娘に抱きつかれると嬉しい、というあたり、もういいよという気持ちになりますが、単純にアハハと笑って見られる楽しい映画でした。