映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アントワーン・フークア 監督「エンド・オブ・ホワイトハウス」906本目

面白かった。アメリカ映画が最高に火薬や飛び道具を使いまくってた時代の作品って感じ。
これでもか、これでもか、とたたみかけてくる、よくできたジェットコースターのような映画です。
実際のホワイトハウスのセキュリティはこんなに甘くないだろう・・・と信じたいですが。

悪役となっているのはお隣の半島の北のほうの人々。ぱっと見アメリカナイズされすぎていて、到底あの国の人には見えないのですが、ストーリーとして西側諸国で共通敵とみなせるのは今やあの国くらいなのかもしれません。

人間ドラマはソコソコ、純粋娯楽大作に徹した楽しさを堪能しました。