映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

沖浦啓之 監督「ももへの手紙」907本目

島の台風なめんなよ!?
妖怪たちが助けてくれなかったら、悲劇の物語になるところでした。
内海だからそうでもないのかしら。

主人公や妖怪たちのかわいさがちょっと足りなくて、がっつり感情移入できなかったのですが、島の自然や人々のやさしさが伝わってくる映画でした。
かわいすぎるお母さんの痛みも、もう少しほのめかしてくれもよかったかも…とか、物足りないところがいくつかあったけど、あったまる映画でした。