86分と短いのがいい。
若干パワーあふれ気味で、空回りしがちなフランシス。繊細というより大物。
マンガ的な彼女と、哲学者みたいなルックス(美人なのになぜ大きすぎるメガネ?)の女友達。
二人の友情は永遠なのか、と思ってたら意外と早く別の道へと向かい始め、フランシスは見栄を張って彼女に嘘八百並べ立てたりします。
20代くらいの娘ってこうだっけ。
高校生なら何の心配もなかったけど、そろそろいっぱしの大人にならなきゃいけないと自覚してくる。
思い込みを捨てて、目の前に用意されているあたたかいものを、素直に受け取れるようになるまでの彼女の物語です。
すごい!と思う場面なんて一つもないけど、突っ込まれキャラのフランシスにちょっと共感して、ちょっと元気をもらいました。