映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

木下恵介 監督「二十四の瞳」939本目

これもまた切ない。
昭和のはじめ頃までの日本では、力が抜けるくらいあっさりと人が死んでいた、んだろうか。

高峰秀子って、老け役もうまいなぁ。
この人のすごいところは、自分をよく見せようとしないところだろうか。
日本のいなかって、本当に美しい。多分今も美しい。
こういう素朴さを時々思い出さなきゃ、と思います。