映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

スティーヴン・ダルドリー 監督「トラッシュ! この街が輝く日まで」961本目

面白かったー。
スラムドッグ・ミリオネア」的、きわめて貧しい境遇のなかでたくましくまっすぐ生きようとする少年たちが素敵。手に汗握る展開、にはもうすっかり慣れてしまったけど、中心になるのが子どもなので、それでも心配でハラハラしてしまいます。

「おとな役」のマーティン・シーンルーニー・マーラもとてもいいです。この2人だからこそ、極限の貧しさの中でキレイごとでない強い愛情を演じられるのだと思います。

こういう映画っていいな。