映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ニコラス・ウィンディング・レフン 監督「ドライヴ(2011)」965本目

オスカー・アイザックって幅広いなぁ。ここでは強面にしか見えないのに、「インサイド・ルーウィン・デイヴィす」では弱虫にしか見えなかった。ライアン・ゴズリングのクールなときの佇まいは、なんともいえず怖いな。そしてキャリー・マリガンは少女のようで素敵。

タイトルのところの音楽が80年代としか思えないので、キャリーマリガンっていくつだっけ?って思ってしまった。エンディングも同様。その妙なおもむきと、ちょっとわかりづらいエンディングが微妙だけど、懐かしいような魅力があって全体的には面白かった。しかし不思議な映画だなぁ。