映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョエル・コーエン 監督「赤ちゃん泥棒」1021本目

(原題はRaising Arizona、アリゾナで育児?)
これはまたコメディ満載。
おマヌケで気がやさしい泥棒と、元刑務官のカップル。
一見普通に家事をしていても、やけに表情が硬くていかにも警官の妻が、もと囚人の夫を叱ったり。
じわ〜〜〜っと腹の底からこみ上げるおかしさが、いいです。
ほぼ全編笑えるので、殺人シーンが怖い人でも比較的安心して見られる一本だと思います。