面白かったしいい映画だった。全体の出来とか考えても、「0.5ミリ」よりいい映画かもしれない。
でも構成がキレイすぎて、どん底の人間でも這い上がれるぞというような夢をみさせようとしてるのか、というようなまとまりがありすぎる。などと思ってしまうのは、オチのない「0.5ミリ」と続けて見てしまったからかもしれない。
ダメっぷりはもう、「もらとりあむタマ子」なんてもんじゃない一子さん、体つきもでろんとして、ゲームで子供を負かすしかやることがない。もっとダメな男に遊ばれたり犯されたりして、でもボクシングになんとなくはまり込んで、一生懸命ということを初めて知る。
クリープハイプのテーマ曲もちょっとだけ熱すぎてカッコ良すぎる。まだ彼女はそこまでアップテンポではない、気がする。