映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アルフレッド・ヒッチコック監督「トパーズ」1071本目

1969年作品。
ストーリーが複雑すぎて、登場人物も多すぎて、かなり難しかった。オチについていけないくらい。
一度見て、ネットであらすじ(ネタバレ)を熟読してからもう1回見ました。で、やっと人の区別がつくようになった。
近代世界史を知らないのもあるけど、ソ連人とフランス人とアメリカ人がぱっと見+発音で区別できないアジア人が見るのは不利だなぁ。キューバ政府の人たちが全員プチ・カストロみたいなルックスなのは、いくらなんでも安易すぎる気がするけど、実際みんなあんな風だったのか?

ジャックってミシェル・ピコリなの?うそ!私が初めてみたのは「五月のミル」、この20年後だけどそれにしても恰幅が変わりすぎててまったく気づかなかった。

ファニタを演じたカリン・ドール、美しかった!ドイツ生まれとあるけど、ラテン系の役。この映画が最後のようだけど、いったいどういう女優さんなんだろう。