しばらく見た後で、あれ、私が前に見たのは昔のオリジナル版のほうだ、と気付きました。
主人公グロリアは、オリジナル版では一見普通のお姉ちゃんなのが、どんどん迫力を増していきますが、こちらは刑務所から出所するところから始まる。梶芽衣子ムービーばりのワルの登場です。といっても、情夫の罪をかぶっただけだとすぐに判明するので、意外とシャロン・ストーン=グロリアは可愛いくて、弱い女というイメージがその後ずっとつきまといます。服装もちょ〜っと露出多すぎ?オリジナル版のほうが、OLみたいなのがどんどん悪くなっていくあたり、ゾクゾクするんだけどな。
少年はとても幼くて、ちょっとかわいすぎるかな?グロリアの可愛い女っぽさと強い母性が強調されて、これはこれで説得力があります。
託された秘密は、ノートじゃなくてフロッピー。フロッピー!今なら何だろう、チップを隠した指輪、的なものかな?
最後のシーンの感動、カタルシスは、オリジナルのほうが大きかったかも。