1973年の作品。
藤田敏八監督作品は、もれなくどれも暑苦しくて、ちょっとtoo muchな感じがする。
小池一夫原作作品もそうだ。だからこの映画は、もれなく暑苦しすぎるんだけど、なによりとにかく梶芽衣子が美しかった。
こんなに若くてキレイなのに"可愛い"という形容詞がまったく似合わない、氷のような美しさ。
私は本当に美しいものや美しい人を見るのが好き、いい映画や風景を見るのと同じように。
だからこの映画は、見る価値が多いにあります。
濃い紫の頭巾。まっ白い着物に蝶の模様。タランティーノをして「梶芽衣子は本当にキレイだねぇ」と言わしめたそのお姿を、ぜひご覧ください!