映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ガイ・リッチー 監督「シャーロック・ホームズ」1326本目

ホームズといえばカンバーバッチ、という時代ですが、ロバート・ダウニー・Jrの野獣的なホームズも面白い。
美形すぎるジュード・ロウのワトソン君も、まったく新しい物語だと思えてかえって楽しい。
それにしても濃い、ロバートダウニーJr。ラテン系?(違うけど)

全体的なしつらえは、”スチームパンク”的、つまりグリースを塗った真鍮の歯車が巧妙にギシギシと回るSF世界の魅力。最後の最後の種明かしがあっさりしてるけど、出演者の魅力も強くて、楽しめる作品です。