あんまり平均点がよくない。
ジョージ・クルーニーは、まだイーストウッド監督のようには評価されてないんだね。
この映画は、クルーニーをはじめとして、ジョン・グッドマンとかビル・マーレイとか、私の好きな人がたくさん出てるし、嬉しく見られましたが。マット・デイモンもいいしフランス人となったケイト・ブランシェットもいい。でも、なんかちょっと、戦争映画なのに痛い場面がやわらかい。きっと監督はとっても優しい男なんだと思う。
たとえば地雷を踏んでしまった場面で・・・インディ・ジョーンズだったら、もっとびっくり箱みたいなしかけでびっくりさせてくれるだろう。007ならもっと底意地の悪い悪党がやさしげに現れるだろう。それがこの映画では、心臓が止まるほど驚いたり、本気で腹がたつ前に、種明かしをしてくれちゃう。