映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ピーター・ボグダノヴィッチ 監督「マイ・ファニー・レディ」1349本目

面白かった!
ペーパー・ムーン」や「ラスト・ショー」のあのボグダノヴィッチ監督の久々の新作。
個性バリバリな男女が入り乱れてますが、どいつもこいつも惚れっぽくて感情が激しくて、とてつもなくお人好しでなんだか憎めない。

気に入った娼婦に3万ドルをぽんとあげる大金持ち。これ、男の憧れ?女性から見ても、わかりやすいサンタさんあるいは足長おじさんです。夢があります。

主役のイジーだかイザベラだかを演じるイモジェン・プーツが、あまりにもチャーミング。
すごく美人で可愛いんだけど、ジュード・ローに顔立ちは似てない?(どっちにしても美形)
この子の表情が変わるのをずっと見ていたい、と思わせる。
幸せな気持ちになれる作品でした。すごく面白かったし、すごく好き。

えっ監督75歳??まじですか!