映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督「レヴェナント 蘇りし者」1380本目

あー辛かった。
この監督の作品は、胸をえぐるようなリアルな痛みが伝わって来ることがあるけど、今回も辛かった。
デカプリオ熱演で、恩讐の彼方にある復讐と、その瞬間に脳裏に降臨する「復讐のあとに何が」という命題をガッツリ悩んでくれます。

トム・ハーディがこの映画では極悪にしか見えない・・・マッドマックスの好青年と同一人物って本当ですか?
すごい俳優ですね、この人も。うーむ、力作。

家で見ると、辛くなってつい洗濯したりご飯作ったりしてしまうのが悪い癖で・・・。
見逃した重要場面があったかも?

とにかくこの監督の作品は、これからも追っかけます。

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