映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

リドリー・スコット 監督「オデッセイ」1381本目

<ネタバレあり>
あー苦しかった。
ゼロ・グラビティ」も、感動しつつ、見てる自分の息が詰まりそうで大変だった。
それに比べれば、置いてけぼりのマット・デイモンにまったく悲壮感がない分、辛くないけど、数年間をどうやって過ごすか、ていうか生き延びられるのか、と感情移入してしまうと、十分に苦しい作品。
何度でも何度でも、もうダメかもうダメかと思わせておいて、ギリギリで誰も死なず、なんとかハッピーエンドにこぎつけるんだけど、お子様にもどうぞ、とはなかなか言えない息苦しさもあったなぁ。