構成が、サンセット大通りだ。主人公が落ちる相手が、あっちは年増、こっちは少女。あっちは仕事に計算ずく、こっちは自由を求めた。そして両方の映画とも、苦くて面白くて美しい。両方、その時のアメリカを映してる。
ドリームワークスがこんな映画を作るんだ、ってびっくりした。ドリームワークスは、ディズニーじゃなかった。大人の映画も作る、スピルバーグの会社だもんね。
フーの楽曲がいくつも使われてるのも個人的にはいい。
DVDに収録されてるドキュメンタリーの構成も秀逸。これがデビュー作って強烈!これ仲のいい友達と見てみたい。
うん、傑作。アメリカの美しさ、というか日常の美しさを、目を閉じて初めてみたいに感じたくなるよ。