映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クエンティン・タランティーノ監督「ヘイトフル・エイト」1418本目

どんでん返しに次ぐどんでん返し。ゾクゾクする進行だけど、ドカドカ人が吹っ飛ばされるのもいつも通り。
西のタランティーノ、東の園子温、か?
黒人のサミュエル・L・ジャクソンや英国人ティム・ロスがいるのがそもそも変だけど、デイジー役のジェニファー・ジェイソン・リーの熱演がすごかったです。

<以下ネタバレ>
ひねりはとってもスリリングだけど、最後に近づくにつれて減速して、オチのつけかたが、いまひとつスカッと来なかったかな。15人のギャング団が現れるとか、別の馬車の4人なり5人が現れるとか、なにか、とりあえず図太く生きてる人で終わって欲しかったですかね。

ヘイトフル・エイト(字幕版)