映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョン・バダム監督「ニック・オブ・タイム」1427本目

1995年といえば21年前!
ジョニー・デップ若い。
でも、たまたま選ばれた会計士にしては立ち回りができすぎ。
”ただものじゃなかった”根拠、たとえば実はジュージュツの達人で試合から帰ってきたとか、なんかそういうのを仕込んでおいてもよかったかも。

見てる者の”巻き込まれ感”が強くて、なかなかスリリングで楽しい。「ハングオーバー」だとリアルすぎてハラハラしすぎるけど、この映画はジョニー・デップが適度に弱そうで、でも実はスーパーマンかも感もあって、楽しく巻き込まれることができます。

クリストファー・ウォーケンの悪役面も、いかにもすぎて楽しい。
続編があると見せかけて、作られなかったのかな。
「謎の男」といっても、見つからないわけないだろ〜〜というわきの甘さで、あまり見たいと思えないからか・・・。

といっても、なかなか楽しめる作品でした。

ニック・オブ・タイム [DVD]

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