映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジェイソン・ムーア 監督「ピッチ・パーフェクト」1453本目

日本未公開のアメリカメジャー映画。最近こういうの増えてるらしい。メガヒットまでは狙えないコメディとかは、あまり儲からないんですかね。そういう映画をレンタルしてくれるツタヤにはいつも感謝してます。逆にヨーロッパのマニアックな映画とかはますます上映されてる気がする。小規模ロードショーならコストもかからないのかしら。

でこの映画ですが、アナ・ケンドリックって人の魅力がわたしにはあんまりわからない。
若干可愛くて、自分で音楽編集しそうで、っていう雰囲気にはよく合ってるけど。

アカペラグループ同士で対抗するっていう設定が楽しいし、音楽でいかようにも演出できる自由さもある。
グループそれぞれの特徴もいいし、緊張癖のあるリーダーと主人公が和解するのもいい。(噴出は日本の映画ではちょっと厳しかったかもなー)
まぁ、何か感動がずっしり残るような作品ではないけど、娯楽だし。爽やかに楽しみました。