阪本監督の作品って、自分としては「ど真ん中!」と思うものと、「ピンとこない」ものが割と極端です。これは、ど真ん中のほう。(「魂萌え」、「どついたるねん」「顔」とか)
まず思ったのは、駆け落ちした二人が18年ぶりに戻ってきて、静かな山あいの村に大騒動・・・なんて、舞台っぽいなぁ、ということ。次に、たった5年前の作品なのに、原田芳雄も三國連太郎もまるで元気で、なんだか懐かしい。(主題歌の忌野清志郎は2009年没ですが)冨浦智嗣は、この頃すごく新鮮に感じてた。その後きっと男っぽくなったかなぁ。
大楠道代のナチュラルなボケと、事情を知ってか知らずか、周囲の人の反応が実におかしい。生真面目だけどちょっと抜けてるキャラの松たか子が、絶妙なコンビネーションですね。
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