映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

大島新 監督「園子温という生きもの」1465本目

園子温が出てくるけど、園子温っぽいところが何もない、少し散漫なかんじのドキュメンタリーだった。
神楽坂恵がインタビューのなかで、「恋の罪」の頃を思い出して泣いたのが印象に残ります。やっぱ、ラブラブなだけではやっていけないだろうなぁ、これほど激しいものを持っている人とは。

でも、この人の中のすごいエネルギーをもっと突っ込んで見てみたい、知りたい、という、この映画を撮った監督の気持ちもよくわかる。なんとなく視線に愛を感じました。

園子温という生きもの [DVD]

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