映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

Sunny Deol監督「Ghayal: Once Again」1480本目

インド版「ダイ・ハード」という感じの映画でした。1990年の映画(写真を見るとランボーっぽい)の続編らしい。KINENOTEデータベースにないようなインド映画を、なぜフィンランド航空の機内で上映してんだろう?不思議。

インドでは、貧富の差やお金持ちが貧しい人を搾取するということが割とリアルなのかな。
この映画で、悪いやつは子供だろうがなんだろうが、血も涙も無い残酷さで追い詰め、叩き潰そうとします。公共の場所だろうが監視カメラがあろうが、そんなものは後で握りつぶせばOK。
でも、監督自身が演じるヒーローは、おじさんだけど強いぞ!娘も出てきて、親子の絆は強いぞ!
という映画でした。なかなか楽しめましたよ。
(2017/1/2、フィンランド航空機内で鑑賞)