映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョン・マッデン 監督「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」1485本目

絶対一作目から見るべきだった映画。失敗した〜〜。

気を取り直して。
インドのジャイプールには昨年行ったので、「ピンクシティ」と呼ばれる赤い外壁とか名所の数々が蘇ってくるのですが、そこに?イギリスのお年寄りが移住?というのがむしろピンと来ません。あんな世界遺産の街に住むコストがイギリスと比較にならないほど安いの?本当?

前提としての、彼ら彼女らがそこに移住して来ている事情は、前に聞いたけど忘れたことにするけど、どうやら老人たちは婚活に励んでいるらしい。ダブルでプロポースを受けた老婆、婚約者となんかうまくいかない従業員、なぜか登場するリチャードギア(後期高齢者の人たちに比べると若すぎるでしょう)、ジュディ・デンチマギー・スミス等々、いろんな人間模様が楽しい映画です。しかし何も残らなかったな・・・