マイケル・ムーアって日本人みたいね、自分の国を批判するところが。
今回も面白かったし説得力もあったけど、最初に主張があって、それを補完するためのストーリーを、事実を使って組み立てていく。その趣旨は常にアメリカ批判。謙虚にも見えるけど自虐的ではなくて、自分とは違う「政府」という巨悪を気持ちよさそうに非難する。気持ちはわかるけど。
「ボラット」って映画を見たとき、こんな悪趣味なのって許されるのかしら、砂漠の民をこんなにバカにして大丈夫かしら、と思ったけど、サシャ・バロン・コーエンは、ストレートな批判じゃないもの、例えば「バリバラ」みたいなものをやりたかったのかも、と、マイケル・ムーアのある意味ストレートな展開を見ると思ったりする。
でも応援してる。もっともっと、いろんなことに気づいて、深く深く掘り下げて欲しいです。
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