ダブリン版「青春デンデケデケデケ」?
「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」ときて、次回作が来た!とくれば、きっとまた普通の子たちの切なくて美しい歌とお話なんだろうなぁ、いいよ何作でも作って!とワクワクしてたのですが、こう来たか!まさかの80年代!デュランデュランのコピーバンドだよ!
楽曲が、いつもながら地味に良いですね。しかし80年代のリアルなヒット曲がちりばめられて、その辺りはどうしても東京ではバブルだったので明るい、というか軽いイメージを連想してしまう。
しかしこのコドモたちの初々しさで、全て救われますね。このくらいの年齢だと実際、女の子のほうがずっとませてるんだよね。少年は恋をすることで大人になるのかしら・・・。
少年が初めて作った歌が人を惹きつけるのだとしたら、もしかして、誰でも体の中に音楽があるんじゃないかしら。みんな自分の詩を自分のメロディで歌うことができたら、世界はもっと美しいかも。
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