映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クリント・イーストウッド監督「ハドソン川の奇跡」1506本目

いい映画だ。
はやぶさ」よりいい。
こういう”絶対感動する題材”って難しいと思う。安易に、ヒーローを悪役扱いした国家運輸安全委員会が悪い!という構図にしてしまいがち。この映画のトム・ハンクスはいつもの「いいやつだけどちょっぴり抜けてる」感じがなく、「できるやつだけど愛嬌もある」いい大人だ。いつも褒めてるからあんまり言いたくないけど、クリント・イーストウッドはやっぱりいい監督だ。人間味と英雄性のバランスが絶妙。

それにしても委員長、スティーブ・バルマーに似てたなぁ・・・どうでもいいけど・・・。