2006年、今から11年前の作品。
寡聞のためこの監督のことは知りませんでした。聞いたことがあるなぁ、くらい。今まで見たことがなくて、すみませんでした。割合アニメーションもたくさん見てる方だと思ってたのに。
2回見てもストーリーはわかるようなわからないような感じだったけど、そんなのいいのだ。
圧倒的な、偏執狂的な映像世界があれば。
なんとなく前に見たような、懐かしいような感じがあるのは・・・あ、わかった、昔のMTVのつなぎの映像のような感じなんだ。実際この監督の作品だったりして?
主人公パプリカの顔にはそれほどの魅力を感じないんだけど、存在感が、見ていて気持ちいい。
(以下ネタバレ)
パプリカの中から敦子が現れたり、敦子が大魔神(だっけ)をズルズル飲み込んでパーっと胡散霧消したりする映像が、とても気持ちいいんですよ。「気持ち悪い」の一歩手前で。
気持ちよさの大きな一つの要因に、音楽があります。平沢進かぁ、P-MODELの。出始めの頃しか知らなかったけど、こんなポップできれいな音楽を作ってたのね。これが、この映像と相乗効果で気持ちよくてたまりません。
この監督は他の作品もこんなに気持ちいいんだろうか?手当たり次第見てみよう。
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