映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

押井守 監督「東京無国籍少女」1583本目

ストーリーがよくわからなかったけど、流して見る分には詩的でいいんじゃないでしょうか。
全体に白っぽい画面、岩井俊二っぽい。嫌いではないです。
清野菜名って本当に、ジャンパースカート型の制服がよく似合う。いじわる娘たちも綺麗です。

しかし”敵”がなんで外国の兵隊さんなの。日本人でいいんじゃない?
この辺りの偏見と見聞の狭さがちょっと幼く思える。アメリカのドメスティックな映画に出てくる日本人っぽい兵隊みたいで、外国に出すとしたらちょっと恥ずかしい。
自分も外国の映画を見る人も、まあいいじゃんって感じになれればいいんだけどな。


東京無国籍少女

東京無国籍少女