映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ブライアン・クック 監督「アイ・アム・キューブリック!」1584本目

2005年、英仏合作映画。
いやー面白かった。ラスト近くで看護師が「はいはい、スタンリー・キューブリックの皆さん」ってあしらう場面で爆笑しました。
マルコビッチってほんと最高。彼が出る映画、彼がやる役、全て人を食ってて愉快だなぁ。
やけにゆっくり喋るオカマ、という設定が、なんとなーく説得力がある。こういう男が優雅に、自信たっぷりに、映画に出してやると言い、まんまと騙されるコックニーのパンクス、可愛すぎる。

イギリス人の気取ったユーモアのセンス、やっぱり好き。