映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

中田秀夫 監督「ホワイトリリー」1644本目

女性の美しさや魅力をしっかり描こうとした作品って、「リブート」の中でこれくらいかも。
情緒的でベタベタして・・・これがロマンポルノの王道なら、ロマンポルノって結構、女性的な世界なのかな。
めんどくさい女や、いろいろこじらせた女ばかりが出てきて、ここでは男は吸い取られるだけの存在って感じです。
先生、きれいだけどちょっと怖い。新劇っぽい感じ。。

5本これで全部見切ったわけですが(がんばった!私!)、前にもどれかで書いたんだけど、これほどの大御所たちバージョンはもう良いので、これから!っていう監督5人にぜひ撮らせてあげてほしいです。最近はMTVとかCM出身の監督ってあんまりいないのかな。アニメでもいいしCGでもいいし(制作費かかりすぎて無理か)、俳優さんや脚本家の初監督作もいい。思いもよらない切り口が見られたらいいな。

ホワイトリリー

ホワイトリリー