1969年の作品。
そろそろ私は、タルコフスキー監督は天才ではないかと思い始めてる。(すみません、いまさら)
この映画も冒頭からなんだか凄まじく美しくて鋭いんだよね。
ロシア語って一文字もわからないけど。一部のゆるみもない映像。どこを切り取ってもパネルにして飾りたいくらい美しい。
アンドレイ・ルブリョフは放浪の中で、真剣な目つきをして思いつめた様々な人たちと交わり、泥だらけになった少年を抱きかかえて、人間を、神を見てイコンを再び描き始める。
画面が色づく。
イコン画ってロシア的精神の行き着くところにあるんだろうな。極北なのか南極なのかわからないけど。
壮大なドラマでした。
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